先日の「コミュニケーションにかかるコストが高く、その理由は説明される側がプロジェクトの仕様を知らない」ということを書いたのだが、いまいちスッキリしなかった。それは他にも理由があるからスッキリしなかったようだ。POLAR BEAR BLOG: 知識共有を阻む37の壁 (http://triaez.kaisei.org/~kaoru/diary/ さんところより)を読んでみてそう思った。

先に書いたことで言えば、『【個人レベル】7. 個人ごとに経験値が違う』あたりに該当するのだろう。他に読んでいくと、原因がさらに2つあることに気付いた。(もちろん細かいところではいろいろあるが……)

1.『【個人レベル】5.組織上の特権をふりかざす』

2.『【組織レベル】8.トップダウンなどの理由により、コミュニケーションおよび知識共有のフローがある一方向のみに規定されている 』

これを原因と思ったのは下記のような事態が発生しているからだ。

仕様についての打合せのときは、自分から先輩の社員に対して説明を行なう。このときに、仕様についての説明がし易いと理由で実装から説明してしまうこともある。例えば「引数を一個増やして~」みたくする。そうるすと設計担当者は本当にそういう風に設計してしまう。もちろん、それが最良なら問題ないのだが検討しているようには思えない。また打合せの場所だけでなく自分のデスクにいるときも割り込まれて仕様についての確認されたり、何かと後輩だからなのか命令されたりする。担当が違うから上下関係ではないはずなのにねぇ……(「頼み」だったらやってあげてもいいけど、おかしいでしょ)。(まぁ、もっともその先輩は早くもピーターの法則を発動させているような気もしますが……)

このあたりが解消できるようになると少しは働きやすくなると思うのだけどウチの会社じゃどうにもならんかなぁ。

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