scmailをLinuxサーバにインストールし、実際に使用するところまで。
今まで scmail はwindows側のCygwin環境上に乗せ、fetchmail と組合せて使っていたのだが、あまりにも遅く、使い物にならないので家のLinux(CentOS)サーバで、fetchmail+scmailを実行させるように変更した。その時のメモ。
scmail-1.3.tar.gz をダウンロードし展開する
/usr/local 直下にインストールされるのは嫌なオールドタイプなので、Makefile を修正する。
PREFIX = /usr/local/scmail
そしてMake。これまたgaucheのPATHを指定してmakeコマンドを実行し、インストール
$ PATH=/usr/local/gauche/bin:$PATH make $ su # PATH=/usr/local/gauche/bin:$PATH make install
Cygwin上で使っていた dbm ファイルをLinux上にコピーして状態を確認したところ、以下のようなエラーとなって確認できない。どうやらgdbmのバージョン相違?アーキテクチャ依存?なのかは分からなかったが使えないようだ。。。
$ /usr/local/scmail/bin/scbayes --table-stat gdbm fatal: read error
しょうがないので、手持のSPAMから再学習させようと思ったところ、これまた以下のようなエラーとなってしまった。なかなかうまくいかない。
$ /usr/local/scmail/bin/scbayes --learn-spam `pwd` scbayes: .scmail/token-table.dbm is now being updated scbayes: or perhaps .scmail/token-table.dbm,lock is staled. scbayes: (Please remove the lock file if it is staled.)
上記エラーについてググったところ、調査をしてくれたサイトを見つけることができた。
作ろうとするディレクトリがすでにある場合の戻り値が0.8.14と0.9で違っている。
同サイトにはパッチもあるためそのパッチを当てたところ正常に動作することが確認できた。良かった。